高所作業車の「高さ」とは
高所作業車の高さについて解説します。
高さを間違えることで 、「床高」と「作業高(手の届く高さ)」を間違うと最大で約2m近く、必要な機種を間違えて選定してしまう可能性があります。
高所作業車に関わる「高さ」には以下の説明にある3つの考え方があります。その中でも「最大作業床高」と「最大作業高(手の届く高さ)」は、高所作業車の選定において間違いを起こしやすく、そこを間違えますと、高さで約2m近く、「必要な機種」を間違えてしまう可能性があります。
A 最大作業高
作業員が最高床高(Cの位置)に立って天井に手を伸ばして届く高さ。
その機械に乗車して「手の届く一番高い位置」のことを言います。
B 目線作業必要高
作業員の目線の高さで必要とする作業高さのことを言います。
色々な身長の方がいますがおおよそ、最大作業床高+1.5m。
C 最大作業床高
その機械を最も高く床面を上昇させたときの地上から床面(足元)までの垂直高さのことを言います。
高所作業車の運転資格
高所作業車の運転には資格が必要です。高所作業車の床高に応じてその運転資格も変わってきます。
最大作業床高が10m未満場合
運転資格:特別教育(学科教育:6時間 実技教育3時間の内容が法で定められております)
詳細:最大床高で、10m未満の高所作業車を運転するためには、特別教育を修了する必要があります。特別教育は、労働安全衛生法に定められた教育であり、安全に操作するために必要な知識と技術を学びます。
特別教育を実施、修了することは、私ども、販売者、メーカー側に課せられた義務ではなく、高所作業車を所有する者(事業主)または、事業主に代わり労働者へ指揮する者、高所作業車を使用して作業を行う者(労働者)、または、その作業に係る者、すべてに実施、修了することが定められたものであります。 特別教育については、安全衛生についての社内教育の一つとして対応できる為、御客様より委託を受け、事前に見積・講習の開催日程・場所等を打ち合わせし、エイハン・ジャパンが行うことが可能です。
最大作業床高が10m以上の場合
運転資格:高所作業車運転技能講習修了(24時間程度(学科16時間、実技8時間))
詳細:高さ10m以上の高所作業車を操作するためには、高所作業車運転技能講習を修了する必要があります。この講習では、より高度な操作技術や安全対策について学び、修了証が発行されます。
高所作業車を「高さ」別の製品紹介
「最大作業床高」を基準にした、高さ別の商品をさせていただきます。
作業床高が10m以上の高所作業車
作業床高が10m未満 (9.9m以下)の高所作業車
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まとめ
エイハン・ジャパンでは、高さに応じた豊富なラインナップをご用意しております。
ご購入後も安心のサポートを提供いたしますので、どうぞご安心ください。
ご質問やご要望がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。