高所作業台の選定にあたって、求めた要件はどのようなものですか
第一の条件は、誰もが乗れるものであること。
運転資格が必要なエンジンやバッテリー搭載タイプを除外しました。 自走式をさけたのは、清掃だけではなく設備の補修などでも使用しますので、誰でも使える点を重視しました。 実際に、工事で外部から来られた方も使っていますし、施設全体ではかなり使われているようです。
第二の条件は必要な高さをカバーできるもの。
清掃するガラス面が最大約15メートルあるので、そこまで上昇できる機種であることです。
第三に、エレベーターに乗せられることでした。
探し方は2方向から探しました。
まず、先ほどの3つの条件から探す方向。もう1方向は、この業界で高所作業台として使用されているメーカーはどこかということでした。snorkel製が大きなシェアを占めていましたので、どちらの方向からもスノーケル(エイハン・ジャパン)社に行き着きました。
今回、事業者へ推薦し実際に導入されたのはUL40EWですが、検討時に「運転者条件がないこと」「高さが確保できること」の2つの条件で候補に挙がったのは他の機種でした。
UL40EWの存在は選定途中で知りました。UL40EWの最大のメリットは、2人乗りができること。通常高所作業台では1回上昇したら、作業台の幅を縦方向に移動した分しか作業ができません。UL40EWであれば幅が2倍あり2人乗れる、作業効率が2倍になります。
「そこだ!」と思いました。